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デンタルブログ
いびきにお悩みではないですか?朗報です☆
こんにちは。歯科医師の木庭です。
まだまだ寒い日もありますが、だいぶん春めいてきましたね。桜も開花し始めたようです。
袴姿の学生さんや、スーツ姿の両親に連れられておめかししたお子さんを見かけると、ますます暖かい春を感じます。
さて、そんなわくわくする春に、、
西院デンタルクリニックでは新しい治療を導入する予定ですので、さっそくお知らせいたします☆
大人の『いびき治療』です!
とっても簡単で、歯型の型どりをしてオーダーメイドで特殊な装置をお作りします。あとは、この装置を入れて寝るだけです。
実はいびきでお悩みの方はとっても多いんですよ。中には「睡眠時無呼吸症候群」の方もいます。
睡眠時無呼吸症候群って、聞いたことあるけど何なのでしょうか?少しお勉強。
睡眠時無呼吸症候群(SAS;sleep apnea syndrome、以下SAS)とは、睡眠時に呼吸停止または低呼吸になる疾患です。
定義はというと、、
「一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上起こるか、睡眠一時間当たりの無呼吸数や低呼吸が5回以上の場合」
(無呼吸:口、鼻の気流が10秒以上低下すること/低呼吸:10秒以上の換気量が50%以上低下すること)
とされています。定義は非常にあいまいですね。
主症状は、昼間の耐えられない眠気(→事故誘発)と、大きな音のいびき(虚血性疾患の引き金)です。
2003年山陽新幹線の運転士が運転中に寝込んでしまった事例、これでSASが世間に知れ渡ることになりました。最近では、群馬県の関越自動車道で起きた高速スキーバスツアーの事故(死者7名)も、運転士がSASであったことが判っています。SASの人は居眠り運転により交通事故を起こす確率が、なんと7倍も高いというデータもあります!!
日本での患者数は、推定約600人、これは岡山県、栃木県、熊本県の人口を合わせた数だそうです。
また、SASのひとはそうでない人と比べると、死亡率が約9倍も高くなるという研究報告もあります。怖いですね。。
ご家族の皆さんは大丈夫ですか?隣で寝ているパートナーのいびきはうるさくないですか?
今回ご紹介する装置は、従来のものと違って、SASの大きな原因の一つである舌根沈下が改善できる(従来のものはできなかった)、簡単に作製できる、違和感が少ない、あごへの負担が少ない、かみ合わせへの影響がない、などなど、いいこと尽くしです☆
ただ、ケースによては使用に慎重な場合もありますので、まずはお気軽にご相談くださいませ!
右京区 西院デンタルクリニック 木庭